実施概要
アグリカルチャーコンペティション2024(第8回)の実施要領です。
2024年5月5日制定
「アグリカルチャーコンペティション2024」、「アグリカルチャーコンペティション第8回」、「アグコン」、「アグコン2024」等と記載していますが、違いはありません。
正式名称:アグリカルチャーコンペティション2024(第8回)
別名:アグリカルチャーコンペティション2024、アグリカルチャーコンペティション第8回、Agriculture Competition in 2024、その他
愛称:アグコン、アグコン2024
決勝開催日時:2024年11月24日(日) 9:00~17:00頃 参加チーム数により時間は変動します。
開催方式:予選は、参加チームが動画を提出し、審査員が動画を視聴して、審査する動画方式を採用し、決勝は、テレビ(ビデオ)会議システムZoomを用いた遠隔方式を採用します。
研究分野:学術的研究分野と実践的研究分野の2分野
主催者:アグリカルチャーコンペティション準備委員会
日本大学生物資源科学部 川手督也
日本大学生物資源科学部 谷米温子
日本大学生物資源科学部 佐藤奨平
日本大学経済学部 新海宏美
委員長 日本大学商学部 川野克典
【1.アグリカルチャーコンペティション2024(第8回)の主たる変更点】
①前回(アグコン2023)までは予選と決勝を同日に遠隔方式で開催して来ましたが、アグコン2024では、予選と決勝を分け、予選は動画提出方式、決勝のみ遠隔方式で開催します。
②予選ブロック単位のチーム数を増やし、1予選ブロックから複数のチームが決勝進出できるようにします。また、決勝進出チーム総数を増やします。
③審査員特別賞、ブロック優勝は廃止します。表彰対象を最優勝賞1チーム、優秀賞2チーム(アグコン2023比 1チーム増)のみとしますが、代わりに最優秀賞、優秀賞に与えられる副賞のAmazonギフト券の金額を増額します。
【2.アグコンに参加可能な学生】
大学に在籍し、農業、農畜産物の開発生産販売、食料、食品、料理、生活、地域社会、農業経済、農業協同組合等の研究を行っている大学生 拡大解釈しますので、少しでも関連すれば、参加可能です。但し、研究テーマが農業、農畜産物の開発生産販売、食料、食品、料理、生活、地域社会、農業経済、農業協同組合と著しくかけ離れている場合には、参加は可能ですが、減点となることがあります。
チームでも、個人でも参加できます。また、ゼミナール、研究室に入室していることは必須ではありません。サークル等でも参加できます。
【3.参加要件】
・カメラ、マイク付きのパソコン(あるいはスマートフォン、タブレット)を用意できること
・パソコン(あるいはスマートフォン、タブレット)にテレビ(ビデオ)会議システム(Zoom)がインストールされていること
・パソコン(あるいはスマートフォン、タブレット)に動画を作成できるソフトウェアがインストールされていること(Zoomにて動画を作成可能です)
・パソコン(あるいはスマートフォン、タブレット)にMS-PowerPointがインストールされていること
・パンコン(あるいはスマートフォン、タブレット)が十分な回線速度を持ってインターネットに接続できること
・指定するテレビ(ビデオ)会議システム(Zoom)の操作ができること
・参加費3.000円/チームを支払うこと (指導教員、保護者、参加しない学生、社会人の見学は、参加費が無料です)
・参加者の著作権、肖像権を尊重できること
・広報目的で、参加者の写真撮影、動画録画、および撮影した動画、提出された動画、写真の公開、配信を許諾すること
【4.参加申し込み方法】
エントリーの申し込み期限は2024年9月27日(金)です。
エントリー後、学術的研究分野と実践的研究分野の変更はできません。結果的に研究分野別に競争倍率が大きく異なることも想定されますが、著しく競争倍率に差が生じない限り、原則として調整は行いません。アグコン2024(第8回)では、予選動画提出時にテーマ名称を登録して頂きますので、エントリー時にテーマ名称の登録は不要です。但し、予選動画提出後の予選のテーマ名称は変更できません。決勝では、決勝の資料提出まで予選とテーマ名称を変更できます。
アグコン2023(第7回)の参加チーム数 学術的研究分野 27チーム 実践的研究分野 30チーム
下記をクリックして、Google Formsに入力してください。
参加費3,000円/チームの振り込みは10月11日(金)です。Google Formsでエントリーした後に送られてくる請求書に掲載されている管理番号を、振込人名の冒頭に必ず記載してチーム単位で参加費を銀行振込を行ってください。前回も、管理番号の記載のないチームが多かったので、十分に注意してください。振込確認ができ、Google Classroomのクラスコードが掲載されたメールが送られて正式エントリーです。正式エントリーとならないと、Google Classroomの使用はできません。
予選の資料のAcrobat DCの電子ファイル(pdf)、プレゼンテーション動画ファイル(mp4)の提出納期は、10月31日(木)24時となります。Google Classroom内のGoogle Formsで提出してください。なお、決勝の資料、動画の提出期限は、11月15日(金)を予定していますが、決勝進出チームに確定した提出期限等をメールにて連絡します。
なお、ファイルをGoogle Formsで提出するに当たっては、以下の要領でファイル名称を付与してください。全て英数字は半角でお願いします。拡張子は入力しなくても設定されます。
管理番号、.(ピリオド)、大学名学部名、ゼミナール名称(先生の氏名+ゼミナール)、(アンダーバー)、チーム名称
例 G001.日本大学商学部川野克典ゼミナールチームA.pdf、G001.日本大学商学部川野克典ゼミナール_チームA.mp4
【5.今後のスケジュール】 変更となる場合があります。
9月27日(金)24時 エントリー期限
10月11日(金)参加費銀行振込期限
10月31日(木)24時 予選の資料(pdf)、動画(mp4)の提出期限 指定する動画視聴期限
11月11日(月)決勝進出チーム発表
11月15日(金)24時 決勝の資料(pdf)の提出期限(予定)
11月24日(日)アグコン決勝当日
11月25日(月)上位入賞チームの発表
【6.当日までの基本的な流れ】
①9月27日(金)24時までにエントリーを行う。前回は、複数エントリーしているチームがありました。準備委員会の事務作業のミスにつながりますので、複数エントリーがないようにしてください。なお、エントリー後、研究分野を変更することはできません。結果的に研究分野別に競争倍率が大きく異なることも想定されますが、著しく競争倍率に差が生じない限り、原則として調整は行いません。
②準備委員会からメールにて参加費3,000円の請求書が送付される。請求書にはGで始まる管理番号が記載されています。
③10月11日(金)までに3,000円/チームの銀行振込を行う。Gで始まる管理番号を記載すること、振込明細書が領収書に代わるので必ず保管すること。(特に大学から補助金が出るチームは必ず保管してください。)
④銀行振込が確認されると、準備委員会からGoogle Classroomのクラスコードがメールにて連絡される。以後の情報提供、資料の提出等は、原則としてGoogle Classroomで行う。
⑤JAグループに関する動画を10月31日(木)24時までに視聴して、Google Formsを用いて、個人別に視聴したことを報告する。エントリーした人数とチーム別の視聴報告者数が異なる場合、予選の減点の対象となります。アグコンは、JAグループの協賛を得て、開催していますので、必ず視聴してください。
⑥予選用の資料作成、動画撮影を行い、Google Classroom内のGoogle Formsを用いて、10月31日(木)24時までに資料と動画のファイルを提出する。
⑦審査員は資料と動画を視聴して、審査を行い、11月11日(月)にGoogle Classroomにて決勝進出チームが公表される。決勝のスケジュール等については、決勝進出チームにメールにて連絡します。
⑧決勝進出チームは、11月15日(金)24時までにGoogle Classroom内のGoogle Formsにて決勝用の資料を用いて提出する。
➈決勝進出チームは、決勝当日(11月24日)にテレビ(ビデオ)会議システム(Zoom)を用いてプレゼンテーションを行う。
⑩決勝翌日(11月25日)にGoogle Classroomにて、上位入賞チームが公表される。
【7.参加者費用負担】
本大会では運営費用の一部負担として、チーム当たり3,000円の負担をお願いします。その他の費用は全て一般社団法人全国農業協同組合中央会(JA全中)からの協賛金でまかなわれます。参加費用はチーム単位で、10月11日(金)までに下記の銀行口座に振り込んでください。絶対にゼミナール単位で振り込まないでください。入金照合に手間を要します。その際に振込人名の冒頭に必ず管理番号を記載してください。管理番号はエントリー後に送付する請求書に記載してご連絡します。 例 G001カワノゼミナールチームA
・管理番号は、アグコンの場合、Gから始まる4桁の番号で、エントリー後に請求書に記載して連絡致します。例 G007
・指導教員、保護者、参加しない学生、社会人の見学は、参加費が無料です。
・振込手数料は、各チームで負担してください。
・領収書は発行しません。メールで送付する請求書と、銀行振込時の振込明細書で代替してください。混同を避けるためにも、銀行振込時に管理番号(Gから始まる4桁の番号)の記載を必ずお願い致します。
アグコン2024(第8回)も、アカウンティングコンペティションと共用の銀行口座を用います。口座名義が「アカウンティングコンペティション」となっていますが、正しいです。
もちろん、帳簿上は区分し、資金は別管理しています。
口座名義 アカウンティングコンペティション 代表 川野克典
銀行名 三井住友銀行(銀行コード0009) 新松戸出張所(店番号844)
口座番号 普通預金 0672415
【8.見学者募集について】
報告を行わず、見学のみの参加も歓迎致します。参加されないゼミナール学生にとっても、決勝の見学はとても刺激になると確信致します。
決勝の見学を希望する教員、学生は、agcompe2020@gmail.comに、大学、学部、ゼミナール等の名称、代表者、代表者メールアドレス、見学希望人数、視聴の対象(予選or/and決勝)をご連絡ください。(メールアドレスの「2020」は正しいです。)予選は動画視聴、決勝はZoom映像の視聴になります。
指導教員、保護者、参加しない学生、社会人の見学は、参加費は無料です。
また、マスコミの方々の取材を歓迎しております。
なお、予選の動画の配信は予定しておりません。
【9.予選のファイル提出】
予選は、10月31日(木)24時までに資料と動画のファイル提出が必要です。予選には質疑応答はありません。予選のファイル提出時に研究テーマも登録します。エントリー時には研究テーマの登録は不要です。研究テーマが農業、農畜産物の開発生産販売、食料、食品、料理、生活、地域社会、農業経済、農業協同組合と著しくかけ離れている場合には、参加は可能ですが、減点となることがあります。
・動画ファイル 時間は最長10分 mp4 ファイル数1
審査の都合上、ファイル容量は100MB以内 100MBを超過している場合には、ファイルの圧縮を行ってください。
movやwmvのファイルの提出はできません。iPhoneで撮影すると、movになります。その場合、変換アプリ(ソフトウェア)を使って動画変換してください。
・資料ファイルを変換したAcrobat DC(pdf)ファイル ファイル数1
審査の都合上、ファイル容量は10MB以内 10MBを超過している場合には、ファイルの圧縮を行ってください。
Google ClaasroomのGoogle Formsを使って、提出して頂きます。
アグコン2024(第8回)では、予選の審査点数、審査コメントの個別のフィードバックがあります。
<9-1.動画ファイル作成の注意事項>
動画ファイル作成に当たっては、下記に注意してください。
・予選動画の時間は10分以内です。なお、決勝のプレゼンテーションの時間は15分以内となります。予選と決勝で時間が異なりますので、注意してください。
・Zoomの録画機能で撮影することを推奨します。共有機能を用いれば、MS-PowerPointとプレゼンターを同時に撮影できることと、mp4のファイル容量が小さいことが理由です。
しかし、プレゼンテーションの様子をスマートフォンやビデオカメラで撮影しても構いません。その際には、投影しているMS-PowerPointのスライドの文字が読めるように撮影してください。
・冒頭、最後あるいは途中のいずれかで全員の顔あるいは姿が一度でも写れば、全員がプレゼンターを務め、あるいは常に映っている必要はありません。
・動画の編集も可能ですが、動画編集技術により加点減点されることはありません。
なお、決勝では録音したプレゼンターの音声及び録画したプレゼンターの映像は使えません。
・音楽や動画、写真の挿入も自由ですが、著作権の侵害が認められた場合、減点ではなく、法律違反ですので失格となります。
・movやwmvのファイルの場合、変換アプリ(ソフトウェア)を使って、必ずmp4に動画変換してください。mp4以外のファイル形式は、審査しません。
【10.決勝プレゼンテーションの方法】
決勝は、予選で上位に位置付けられたチームが進出できます。決勝進出チームは、参加チーム数により異なりますので、現時点では未定です。但し、アグコン2023(第7回)よりも決勝進出チーム数を増加させる予定です。
決勝は、Zoomを用いた遠隔方式です。予選と異なり、質疑応答があります。決勝の質問は、審査員以外には行うことができません。
決勝は、予選と、研究テーマ名称、プレゼンテーションの内容(PowerPoint)、発表者(プレゼンター)を変更することができます。
決勝は、プレゼンテーション15分、質疑応答10分、切り替え5分の30分サイクルで進行します。予選とプレゼンテーションの時間が異なりますので、注意してください。
時間になったら、進行役が合図をしますので、プレゼンテーションを開始してください。PowerPointの投影は、共同ホストとなっている参加者の情報機器で行ってください。PowerPointは、各チームの情報機器で操作するのでバージョンは問いませんが、PowerPoint以外のプレゼンテーションソフトウェアを使用することは禁止です。
なお、PowerPointのファイルは、11月15日(金)までに提出したファイルと同じとします。ファイル内容を変更した場合、減点の対象となります。
事前の連絡なく、あるいは不可抗力の場合を除き、時間に遅刻の場合には減点となります。減点数は遅刻した時間により異なります。
なお、開始時間を10分経過した時点でプレゼンテーションが開始されない場合には、特別な事情のある場合を除き、欠場となります。
ビデオ会議システムは、Zoomを利用します。ブロック数のアカウントを作成し、Google Classroomを通じて、招待URLを配信します。その招待URLをクリックしてZoomに入室してください。なお、初回にはZoomのアプリのインストールが行われますので、時間に余裕を持って入室してください。
なお、Zoomにて表示される名前は、「大学名+氏名」でお願いします。Zoomに入室しているかの確認に用います。
<10-1.Zoomへの入室の方法>
Zoomへ入室するアカウントは、チーム単位で入室する必要はありません。学生一人ひとりが、自宅等から別アカウントで入室しても構いません。
<10-2.通信環境と接続機器>
通信環境について委員会(事務局)は責任を負うことができません。スマホあるいはスマホのテザリングでの接続は推奨しません。有線LAN、高速、高転送容量のWiFi接続を推奨しています。過去に自宅のブレーカーが落ちて、通信の接続ができずプレゼンテーションができないチームがありました。
なお、接続機器は、カメラ、マイク、スピーカー(あるいはヘッドホン、イヤホン)が付属あるいは接続可能なパソコン、スマホ、タブレット等ならば、接続機器を問いません。
<10-3.Zoom使用上の注意>
・プレゼンテーションを行うチーム以外の時は、肖像権の尊重のため、画面を表示しないことを認めます。但し、プレゼンテーション、質疑応答を行うチームは全員が顔を映してください。顔を映さない場合、減点となる場合があります。
・自チームのプレゼンテーションの時のみZoomに入室することは認められません。他チームのプレゼンテーションを視聴することも学修と考えるからです。Zoomの履歴により、Zoomに入室していないと認められた場合には、受賞を取り消すことがありますので、注意してください。
・進行役は進行役であることがわかるように名前を表示します。トラブル等は、進行役にチャットにて連絡してください。大会全体に関わることは、メールにて連絡してください。なお、進行役の指示に従わない場合、動画にて確認の上、減点することがあります。
・Zoomのチャット機能は、進行役、委員会(事務局)、審査員の連絡用として活用するため、参加者は使用できません。
・プレゼンテーションに用いるプレゼンテーションソフトウェアは、MS-PowerPointに限定します。操作は、Zoomの共同ホスト設定により、全て参加チーム側で行い、主催者側のサポートは致しません。
・決勝では、3分前、1分前にチャットにて連絡を行います。プレゼンテーション時間(15分)を経過した時点で、途中でも発表を中止して頂きます。
・決勝の質問は、審査員以外には行うことができません。
・Zoomのチャットやメールを用いて、審査員への追加資料、修正資料の配布は禁止です。
・自チームのプレゼンテーション、質疑応答以外は、音声をミュートにしてください。毎回、プレゼンテーションを妨害されたとクレームが出ます。故意でなくとも、重大な影響が生じた場合、減点の対象となります。毎回、他チームからクレームがありますので、十分に注意してください。
【11.研究分野】
アグコンには、学術的研究分野、実践的研究分野の2つの研究分野があります。別々に最優秀賞、優秀賞が表彰されます。
学術的研究分野は、仮説を作成し、データ等を用いて、その仮説を検証、立証して、結論を見出す研究、特定の企業、業界等を取り上げ、それを調査、分析することで、結論を見出す研究、既存理論、先行研究を整理し、理論的課題、既存理論に対する批判、新しい理論の枠組みを示す理論研究等の成果を発表する分野です。
一方、実践的研究分野は、仮説として課題と解決策を設定し、実際に課題解決に取り組んだ成果を評価することで仮説を検証する研究の方法です。また、いずれにも該当しない研究、いずれに該当するのか不明の研究は、実践的研究分野とします。
なお、エントリー後、研究分野を変更することはできません。結果的に研究分野別に競争倍率が大きく異なることも想定されますが、著しく競争倍率に差が生じない限り、原則として調整は行いません。
【12.プレゼンテーションの注意事項】
・研究に取り組む者は、新たな事実、理論、解釈であることを示すために、先行研究を示すことによって、それが発見されていないことを示す必要があります。
・研究の方法、プロセスが適正でない限り、発見された事実、理論、解釈が正しいことを証明できません。従って、研究の方法、プロセスについてもプレゼンテーションする必要があります。
・構成は、テーマに関する序論、本論、結論で構成し、本論では客観的事実等に基づき結論を証明する方法を採用することが望ましいです。
【13.プレゼンテーション時間】
予選と決勝で、プレゼンテーションの時間、質疑応答の有無が異なります。
・予選の場合、動画の最長時間は10分とします。質疑応答はありません。
・決勝の場合、プレゼンテーション時間の最長は15分で、質疑応答10分、切り替え5分の30分の報告サイクルで進行します。
プレゼンテーション時間15分+質疑10分+切り替え5分=30分サイクル
【14.審査基準】
予選と決勝で、審査の配点が異なります。予選には、質疑応答がないためです。決勝の審査の配点は、アグコン2023(第7回)と変更がありません。
<14-1.予選>
・学術的研究分野の予選審査の配点は、先行研究(25点)、調査研究の過程(25点)、研究成果の独創性(25点)、報告(25点)の100点満点です。一方、実践的研究分野は、先行研究(20点)、調査研究の過程(25点)、研究成果の独創性(25点)、プレゼンテーション(報告)(30点)の100点満点です。
<14-2.決勝>
・学術的研究分野の決勝審査の配点は、先行研究(25点)、調査研究の過程(25点)、研究成果の独創性(20点)、報告(20点)、質疑応答(10点)100点満点です。一方、実践的研究分野は、先行研究(15点)、調査研究の過程(25点)、研究成果の独創性(25点)、プレゼンテーション(報告)(25点)、質疑応答(10点)100点満点です。
・審査員間のバラつきを最小限にするため、予選では全体の平均点が70点になるように各審査員は評価をします。決勝では平均点の調整はありません。規定の時間に全く収まらなかった場合、審査員の判断で減点します。
・審査対象は納期までに提出された資料、チームメンバーの言動となります。これ以外は対象になりません。決勝当日に追加資料や修正資料を提出しても、あるいはZoomで投影しても審査の対象となりません。
・各評価項目の概要は以下の通りです。
<14-3.先行研究>
テーマに関して、皆さんの研究より先んじて発表された研究成果、論文に関して、どれだけ調査したか、引用文献の記載を評価します。特に学術的研究分野の場合、新たな事実、理論、解釈であることを示すために、先行研究によって、それが発見されていないことを示す必要があります。
・引用文献、参考文献の記述方法が適切に行われている。
・引用文献、参考文献に漏れがない。
・先行研究の調査が十分に行われた上で、研究が進められている。
・先行研究の解釈に誤りがないか。都合良く解釈して研究を進めている。
ChatGPT等の生成AI(人工知能)については、調査段階において、生成AIを活用することは妨げませんが、報告(発表)資料においては、生成AIによる記述を用いた場合には該当箇所を明示し、生成AIを用いた旨を明確に記述する。また、生成AIが原著作者の記述を用いている場合には、原著作者の記述を引用すること。
<14-4.調査研究の過程>
問題提起の明快さ、研究テーマの独自性、発想、着眼点、テーマに関しての現状分析力、情報収集力、情報の正確性や信ぴょう性、行動力、分析力、考察力、研究に費やした時間や努力等のプロセス(過程)を評価します。
・十分な、多角的な現状分析を行い、研究テーマを設定している。
・研究テーマの社会的意義、経済効果が大きい。
・ユニークな研究テーマを取り上げている。
・研究テーマに対して、地道に十分な時間を費やしていることが認められる。
・仮説設定とその検証の繰り返し、試行錯誤の中から結論、成果、提案を導き出している。
・学術的研究分野においては、十分な実験と分析、解析を行っている。
・実践的研究分野においては、現場に赴き、十分な情報収集と議論を行っており、広く深く速い行動力が認められる。
・研究過程において、研究倫理に基づき、正確性、信頼性、信ぴょう性が認められる。
・研究テーマに関して、十分に議論した過程が認められる。
・頭あるいは身体で「汗をかいた」研究活動であることが認められる。
・収集したサンプルデータが適切である。
<14-5.研究の独創性>
研究テーマの着眼点の斬新性、差別化、社会的意義、研究成果の創造性等のアウトプットについて評価します。独創的であっても実現可能性の低い成果(単なる言いっぱなしになる提案、仮説の検証を行っていない提案)は高く評価しません。既存の方法や理論を新しい業界、領域、分野に適用した場合には、独創性があると評価されます。
・研究結果、成果、提案にオリジナリティがある。
・過去に取り上げられたことのない結論、成果、提案を導いている。
・十分な検証が行われその実現可能性が高い、あるいは第三者による追試が行われ再現性が高い。
・社会に対して「驚き」を与えられる結論、成果、提案である。
・収集した情報の分析、実証から結論に至る論理が的確である。
・データ分析の手法が適切であり、正しい手法により、結論を導いている。
・実践的研究分野においては、新しい活用方法、新しい分野への適用を提案している。
<14-6.プレゼンテーション> 「プレゼン」等と略す場合があります。
PowerPointの表現力や視覚的工夫、分かりやすい用語選択、説明の分かりやすさや聞きやすさ、ジェスチャー、目線・発声、全体の説得力、論理性、文書表現力、会場内での一体感の醸成(対面方式で実施した場合のみ)、時間配分等を評価します。プレゼンテーションのみの大会ではないため、過度にプレゼンテーションの結果を評価しないように審査員に徹底します。
予選は全編が動画ですが、決勝も全編を動画で行うことは禁止します。決勝では、プレゼンテーションの一部(最長1分)のみ動画とすることは認めます。
・テレビ会議システムの機能を理解し、最大限に活用している。
・プレゼンテーション資料の論理構成が優れている。
・プレゼンテーション資料の量が適切、簡潔であり、かつ質の面で見やすく、きれいに作成されている。
・プレゼンテーション資料の文章表現が適切である。
・プレゼンターの挨拶、服装、態度が大学生としてふさわしい。
・プレゼンターが、受け手に伝わる話し方、立ち居振る舞いをしている。
・声が大きく、聞き取りやすい。
・進行や時間配分が適切である。
・プレゼンテーションに説得力がある。
・プレゼンテーション時の機器の活用が適切である。トラブル発生時にも対応が適切である。
<14-7.質疑応答>
決勝では、審査員の質問に対して適切な回答ができたか否か、根拠のある・説得力のある回答ができたか否か、簡潔な回答ができたか否かを評価します。予選に質疑応答はありません。
・審査員の質問を正しく理解している。
・質問に対する回答が適切かつ簡潔である。
・回答に対して、審査員の納得が得られている。
<14-8.その他事項>
・学年を考慮した審査は行いません。すなわち、「2年生にしては良く研究している」ことを理由に加点されることはありません。
・提出ファイルを期限までに提出できなかった場合、プレゼンテーション時間が規定の時間を超過した場合にも減点となります。
・先生方のご都合等の事情により、研究分野単位で審査員数にバラつきが出る点はご容赦ください。
・大学教員が審査員を務めている場合、自らのゼミナールの審査員を務めることはありません。決勝に進んだ場合、自らのゼミの評価は対象外として、他の審査員の平均点で順位を決定します。
・同じ研究分野に、同じゼミナールで複数のチームが参加する場合にも、研究分野間の調整は行いません。アグコン2023(第7回)と異なり、ブロック単位で1チームの決勝進出ではなく、予選の実施単位で複数のチームが決勝に進出できるためです。
・過去にJAに関するテーマの発表が有利であるとの誤解があったようですが、JAに関するテーマが有利であることは絶対にありません。審査委員会として、審査員の倫理基準を定めており、その倫理基準でも、公平な、中立な審査を実施し、主義主張の多様性を認め、自らの偏見、先入観で審査を行ってはならないことを定めています。審査員には、倫理基準を徹底することをお約束します。
【15.表彰】
・表彰は、決勝に進んだチームから、研究分野単位で、最も評価点(評価平均点)の高かったチームを最優秀賞、2番目、3番目に高かったチームに優秀賞として表彰します。優秀賞はアグコン2023(第7回)の1チームから、アグコン2024(第8回)は2チームに増加させています。ブロック優勝、審査員特別賞はありません。すなわち、2研究分野×3チーム(最優秀賞チーム、優秀賞2チーム)=6チームが表彰対象となります。
・最優秀賞、優秀賞には、楯、副賞を授与します。
最優秀賞(各研究分野において、審査員の得点が最も多いチーム) 楯とAmazonギフト券10万円(アグコン2023の2倍)
優秀賞(各研究分野において、審査員の得点が2番目、3番目に多いチーム) 楯とAmazonギフト券5万円(アグコン2023より2万円増額、かつ1チーム増加)
Amazonギフト券の総額は、アグコン2023(第7回)と変わりません。
【16.写真、動画の撮影、掲載、配信について】
・準備委員会の広報、記録用として、アグコンの写真を撮影、動画を録画、提出された動画(ダイジェスト版)、写真をアグコンのHP、JA全中のHPや広報物、取材に来たメディアの発行する媒体、YouTube他で公開、配信させて頂きますので、予めご了解ください。従って、報告資料、内容に著作権法違反、虚偽報告等がないように十分に注意してください。→第8回のYouTube公開は見送ることにしました。(2024年11月20日修正)
・運営の共通化を図っているアカウンティングコンペティションのオープニングビデオでも限定的に使用することがあります。
・新聞、雑誌、テレビが取材に来て、参加者の写真、動画を用いて、外部報道される場合もありますので、ご了解ください。
・参加エントリーをした時点で、写真・動画の撮影、掲載、放映、配信について、許諾したものとみなします。
【17.その他の事前の注意事項、留意事項】
・服装は自由ですが、印象の良いスーツ着用を推奨致します。
・参加者の動画、写真撮影は、原則として禁止します。委員会が動画、写真を撮影します。
・準備委員会の広報、記録用として、アグコンの写真を撮影、動画を録画、提出された動画、写真をアグコンのHP、JA全中のHPや広報物、取材に来たメディアの発行する媒体他で公開、配信させて頂きますので、予めご了解ください。
・参加者向けの紙による資料配布は行いませんが、Google Classroomからダウンロード可能です。紙の資料を見ながら決勝のプレゼンテーションを聞きたい人はダウンロードしてください。予選の動画については、クラウドの容量の関係から公開は行いません。
・審査に公平を期すため、参加者と審査員の交流は厳禁とします。審査員の公表も事前には行いません。
【18.緊急事態の対応について】
・決勝当日あるいは前日までにアグコンを開催できない緊急事態が生じた場合、ご登録されているメールアドレスを通じて緊急連絡します。あるいは、Google Classroom、アグコンのHPで確認してください。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)や自然災害等でチーム単位で決勝を欠席せざるを得ない事態が生じた場合には、アグコンのメールアドレスにご連絡ください。頻繁にメールをチェック致しますので、緊急時にも対応可能です。
agcompe2020@gmail.com
メールアドレス「2020」で良いのかとの問い合わせを受けますが、過去のメアドを継続使用することにしましたので、agcompe2020@gmail.comで正しいです。
緊急連絡先
準備委員会 agcompe2020@gmail.com
前日、当日は頻繁にチェックします。電話による対応は一切致しません。
【19.問い合わせについて】
問い合わせは、agcompe2020@gmail.comにメールしてください。なお、メールの文章内に必ず管理番号、大学名、学部名、チーム名を記載してください。(2024年11月4日追加)